近年、海洋ゴミ問題が取り沙汰されていますがそれ程身近な問題では無い様に感じてる人達は多いのでは無いでしょうか。
日本各地の海岸で規模が大きめのゴミ拾いイベントが多数行われてはいますが
もっと身近で当たり前の事に落とし込む事は出来ないかと考えていました。
ダイビングを楽しむいちダイバーとして考え付いたのが「目についたら拾う」という普通の事でした。
ゴミを拾う事が目的では無く、楽しんでる時にゴミが気になれば拾う。ただそれだけです。
マイクロプラスチックを含め、世界中の海に漂流しているプラスチック量は、海に廃棄されたプラスチック量の1%にも及ばないのです。
残りの約99%は、海底に沈んでいると推定されます。海底ゴミは僕たちが思っているより遥かに多い量存在するのです。
また、海底ゴミを5個拾えばウミガメ1匹助けられるという事も言われています。
例えば、ダイビングをする人が一回潜るにあたり1人一個でも拾えばどれだけの数のゴミが減るでしょうか。
増やさない方向性はたくさん存在しますが、既にある物を減らす方法を活かす事で双方から環境を考える事が出来ると思います。
そう遠くない未来に【ダイバーズ・トラッシュ】が日本だけでなく世界中のダイバーの標準装備となった時
海も海に住む生物達も今まで以上の一面を見せてくれると信じています。
わたし達が考える3.5%活動のまず第一歩が、ダイビングをしながら海のゴミを拾う活動です。